◆日本産・原木乾しいたけを使った料理教室を大分市で開催
  ― 日本産・原木乾しいたけをすすめる会 ―
小川講師から乾しいたけの良さを聞く参加者
11月15日(木)、日本産・原木乾しいたけをすすめる会(飯塚昌男会長)は、日本一の原木乾しいたけ生産県で全国有数の乾しいたけ大消費地でもある大分県は大分市、コンパルホール、大分中央公民館で「日本産・原木乾しいたけを使った料理教室」を開催。

これまで、東京、大阪等の大消費地を中心に「食に対する意識の高いメンバー」に日本産・原木乾しいたけの、基本的なもどし方、保存方法、調理法等を伝え、更に、原木乾しいたけはビタミンDやカリーム、そして食物繊維に富む健康食品としても優れものであることをアピールし、消費の拡大を図り、また、消費を拡大していくことが結果として環境を守り、農山村振興につながるものとして訴えてきた。

乾しいたけ料理の実習「うまくできるかな!」
 今回、初めて大分県大分市での開催となったが、参加者は、改めて原木乾しいたけの深さを知り大いに満足。更にプレゼントされた「乾しいたけ水もどし容器」には大感激。「こんなに良いものはもっと多くの人に知らせるべき」との声も上がっていた。

 なお、今回の料理メニューは@しいたけと野菜のマリネA乾しいたけと秋野菜のマリネBどんこしいたけのクラムチャウダーC焼きおにぎりの乾しいたけあんかけであった。
乾しいたけの疑惑商品を判別  ― 日本産・原木乾しいたけをすすめる会 ―
真剣に目視判別
日本産・原木乾しいたけをすすめる会(飯塚昌男会長)は、乾しいたけの輸出調査等が入り遅れていた乾しいたけの疑惑商品の目視判別を9月19日に行った。

この調査は、全国の主要都市で販売されている乾しいたけを買い取り、乾しいたけシンボルマークの無断使用、不正使用、外国産を国産と表示するなどの偽装表示について行っているもので買取した103点の乾しいたけについて、東京都内で専門家の目視により、産地表示の適否等を判別したもの。

今年は特に中国の食品問題が世界的にも取り上げられていることから判別する人も真剣そのものであった。 疑惑商品については、今後、更に専門機関で元素分析等を実施し、その結果、産地偽装商品として判定されたものについては農林水産省に通報することにしている。 これまでの調査結果では疑惑商品は少なくなってきてはいるものの今回の目視調査でも相変わらず産地偽装や外国産の混入などの疑惑商品が見つかっている。

今年は、特に気象条件の変動から春先の原木しいたけの不作等により乾しいたけの収穫量が下がっているところに中国の食品問題である。価格が上がっている上に疑惑商品の多発では一般消費者が乾しいたけを見限りかねない。そうなれば乾しいたけ産業の危急存亡に係わる大問題である。

全国統一マークである「日本産・原木乾しいたけシンボルマーク」は信頼のブランドであり、消費者に安心、安全を与える信頼のマークでもある。消費者の信頼を守って消費の拡大を図り、生産量の拡大を図ることは過疎化高齢化で悩む農山村の活性化につながるものである。

「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」では、年末のお歳暮を始めとする需要期に向かい、特に買い取り調査を広範囲に実施し、偽装表示等の撲滅に向けた取り組みをしていくこととしている。
◆ 「学校林・遊々の森」全国子どもサミット参加者に
  森のきのこが環境に及ぼす影響の説明と
  乾しいたけもどしポットの普及宣伝
   ―日本産・原木乾しいたけをすすめる会―
「森にきのこが無いと森はゴミの山になる」との資料に見入る子供達
 7月31日、日本産・原木乾しいたけをすすめる会(飯塚昌男会長)は、関東森林管理局・高尾森林センター(東京都八王子市)において「学校林・遊々の森」全国子どもサミットの参加者に「森のきのこが環境に及ぼす影響」の説明と「乾しいたけもどしポット」の普及宣伝を行った。

 「学校林・遊々の森」は、森を学校として、子供達が自らの行動で学び体験する活動が行われる学習・体験の活動の場で、全国約3,000の小、中、高等学校にある。しかし、学校林等を活用して実際に活動を行っている学校は3割程度にとどまっている。

 「学校林・遊々の森」全国子どもサミットは、学校林活動に取り組む学校を広げて行くことを目的として、学校林活動に積極的に取り組む小学校、北は北海道から南は九州まで全国から14校が集まり子供達の学習・体験活動の発表と先生方による意見交換を行い、これらの情報の発信を通じて、学校林や遊々の森での学習・体験活動の和を全国に広げていこうとするもの。

 「学校林・遊々の森」全国子どもサミットは、7月30日、「高尾の森わくわくビレッジ」(東京都八王子市)で行われ、参加小学校児童による森での学習・体験発表会、先生と関係者による意見交換会等が行われ、翌7月31日は、朝から高尾山での自然観察会。そして12時に高尾森林センターに下山してきたもの。

 昼食前の一時、日本産・原木乾しいたけをすすめる会、五十嵐事務局長が「皆さんが歩いてきた高尾の森には、木や草の植物があって、蛇や蛙、小鳥などの動物がいます。ほかに何がありましたか?」「きのこがありましたか?きのこは菌類です。」「きのこは枯れ木や枯れ草、動物の遺骸などから栄養分を取り、これらを分解しています。」「従って、菌類であるきのこが無かったら森の中は、枯れ木や枯れ草、動物の遺骸で覆われてしまい、森の中を歩くこともできなくなります。」と説明。

お母さんに教えてやって!
「乾しいたけはこのポットの中に水と共に入れ、冷蔵庫でもどすんだヨ」
  続いて、乾しいたけもどしポットの説明に入り、「美味しい乾しいたけのもどし方は、各種イベント等においてみる限り、知らない人がほとんど。皆さん、おうちに帰ったらお母さんに教えてやって。」と乾しいたけもどしポットの説明と安全安心マークの説明を行ったところ、引率の先生方も子供達も真剣な眼差しで聞き入っていた。
 
乾椎茸市場の偽装表示対策
全国椎茸商業協同組合連合会市場部会(伊藤弥一郎部会長)は、乾しいたけの偽装表示が問題になっていることから、

(1)国内産・外国産の表示を箱、手板、計算書に明確に表示し区分する。

(2)業者出品の場合、出品者の責任において国内産・外国産の区分を明確にし、市場に出品する。また、虚偽表示の出品業者に対しては、注意勧告し以後の出品は受付けない。

(3)展示品において国内産・外国産の区分の難しい出品物は、立会い参加業者に協力を願い、協議のうえ入札から除外等の措置をとる。

(4)虚偽表示した出品者のリストを作成し各市場において共有する。

(5)偽装表示し摘発された加工業者は市場部会において以後の立会いを禁止する。

などを決定し、各市場に11月17日通知した。
 
乾しいたけの中国産混入調査結果
日本産・原木乾しいたけをすすめる会(鈴木重幸会長)では、中国産乾しいたけの混入をチェックする夏の買取り調査の結果をとりまとめた。

今回買取りした数は183袋でありその内26袋が中国産混入疑惑商品と結論づけた。用途別の内訳は家庭用が151、みやげ品が19、カタログ販売品が13で合計183。用途別の疑惑品率は、家庭用4.6%、みやげ品47.3%、カタログ販売品76.9%であった。

国産原木マーク貼付商品とマーク貼付のない商品の比較では、マークのあるものが疑惑品率5.9%、マークのないものが疑惑品率29.2%で、マークのある方が消費者としては安心できることが明らかになった。

「すすめる会」では、業界のモラル引き締めとマークの不正使用締め出しのため10月22日東京で会合を持ち規約改正を含め対策を検討している。また、マークのある無しに関係なく外国産のしいたけを日本産として売る行為はJAS法違反であるので行政的に処置してもらうこととしている。
 
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